【IDEAS FOR GOOD】9/24@東京・大手町 南西旅行開発・徳之島観光連盟のイベント「私たちは、何によって支えられているのか? 徳之島の実践から考える『源流』探究ワークショップ」に協力します

2026.09.11

当社が運営する、社会を「もっと」よくするためのアイデアを集めたウェブメディア「IDEAS FOR GOOD」は、9月24日に南西旅行開発株式会社・一般社団法人徳之島観光連盟が主催するワークショップ「私たちは、何によって支えられているのか? 徳之島の実践から考える『源流』探究ワークショップ」の企画・協力を行っています。

私たちは、何によって支えられているのか?

蛇口をひねれば、水が出る。スーパーに行けば、食べものが並んでいる。困ったことがあれば、スマートフォンを開いて、多くのことは解決できる。

便利になった私たちの暮らし。その一方で、その便利さの「手前」にあるものを意識する機会は、少なくなっているのかもしれません。

この水は、どこから来ているのだろう。今日食べたものは、どんな土地で、誰が育てたのだろう。そして、自分が今日まで生きてこられたのは、誰や何のおかげなのだろう。今回のイベントで一緒に考えたいのは、そんな私たちの暮らしの「源流」です。

そのヒントを探すために目を向けるのが、鹿児島県・奄美群島に位置する徳之島。2021年、奄美大島、沖縄島北部、西表島とともに世界自然遺産に登録されたこの島には、固有の生きものが暮らす豊かな自然があります。同時に、山から水を得て、土地から食べものを育て、自然の恵みと厳しさの双方に向き合いながら、人々が助け合って暮らしてきた長い歴史があります。

効率を手放し、「つながりの確認」のために集う。徳之島「シマモリ」が問い直す、生命の源流へ還る旅

徳之島を含む奄美には、こんな言葉が伝わっています。

「水や山うかげ 人や世間うかげ」

水があるのは、山のおかげ。人が生きていけるのは、周囲の人々のおかげ。

一人で生きているように思えても、その足元をたどっていけば、自然や土地、知らない誰かの仕事、家族や隣人、過去から受け継いできた知恵へとつながっていく──では、私たちはいま、何によって支えられているのでしょうか。

そして、自分を支えているものが見えたとき、自分自身もまた、誰かや何かを「支える側」になれるのでしょうか。

このイベントでは、徳之島の自然・歴史・文化や、島で続いてきた暮らしの話を入口に、参加者同士でそれぞれの「源流」をたどるワークショップを行います。

徳之島に行ったことがなくても、島について詳しくなくても大丈夫です。島の暮らしに興味がある方はもちろん、日々の暮らしを少し立ち止まって見つめ直してみたい方も。軽食を囲みながら、一緒に話してみませんか。

なぜ、徳之島から「源流」を考えるのか

徳之島では、山が水を育み、その水を中心に集落がつくられてきました。畑では食べものが育てられ、農作業や祭りなど、人が集まって手を動かす営みも続いてきました。

もちろん、島の暮らしも変化しています。機械化によって重労働が軽減され、生活は便利になりました。一方で、かつては人が集まらなければできなかった仕事を、一人や少人数でできるようになったことで、「一緒に手を動かす」機会そのものは少なくなっています。

徳之島ではいま、だからこそ、山に入り、琉球藍を植えたり、土地に手を入れたりしながら、自然との関わり、人と人との関わりを改めてつくろうとする動きも生まれています。

自然との関係も、人との関係も、ただ昔の形を残せばよいわけではない。いまの暮らしに合った形で、何を残し、何を結び直していけるのか。

徳之島の現在を知ることは、遠い島について学ぶことだけではありません。都会で暮らしていても、地方で暮らしていても、私たちの生活もまた、水、食料、エネルギー、物流、そして無数の人々との関係の上に成り立っています。徳之島という一つの島を鏡にしながら、自分自身の暮らしの足元を見つめてみます。

当日の流れ

前半では、徳之島から参加するゲストとともに、島の自然や歴史、文化、そして今も続く暮らしについて紹介します。

「島から見ると、都市の暮らしはどう見えるのか」
「島を離れた人が、改めて感じた自分の源流とは」
「水、山、食、祭り、人のつながりは、どのように一つの暮らしをつくってきたのか」

そんな話を聞いたあと、後半は少人数のグループに分かれて、参加者それぞれの「源流」を探ります。

普段飲んでいる水。毎日食べているもの。自分が生まれ育った土地。仕事を支えてくれている人。自分では意識していないけれど、なくなったら困るもの──身近なところからたどっていくと、自分の暮らしを支えている意外なつながりが見えてくるかもしれません。

それぞれの暮らしから生まれる問いや発見を持ち寄りながら、「自立する」とはどういうことなのか、「支えられて生きる」とはどういうことなのかを一緒に考える時間です。

こんな方におすすめです

  • 徳之島や奄美群島の自然・文化・暮らしについて知ってみたい方
  • 島の暮らしや、都市と地域との関係に興味がある方
  • 自分の暮らしを、もう少し主体的に選んでいきたいと感じている方
  • 食、水、エネルギーなど「暮らしの手前」にあるものに関心がある方
  • 土地の風土や歴史、ルーツを読み解くことが好きな方
  • 人と自然との関係や、持続可能な地域づくりについて考えたい方
  • 旅先を「消費する」だけではない、新しい旅のあり方に興味がある方
  • 最近、自分が何に支えられて生きているのか、少し立ち止まって考えてみたい方

徳之島をまだ知らない方にこそ、ぜひ参加していただけたら幸いです。

タイムテーブル

  • 18:15 開場
  • 18:30 オープニング・イントロダクション
    • 島から見る、都市の暮らし
    • 島二世が体感した「源流」
    • 徳之島の暮らしの源流──自然・歴史・文化
  • 19:00 源流探究ワークショップ
  • 19:45 気づきの共有・振り返り
  • 20:15 クロージング
  • 20:30 終了予定

※軽飲食をご用意しています。食べたり飲んだりしながら、肩肘張らずにご参加ください。

イベント開催概要

  • 日時:2026年9月24日(木)18:30〜20:30(開場18:15)
  • 会場:3×3 Lab Future コミュニケーションゾーン(東京都千代田区大手町1丁目1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階)
  • 参加費:1,500円(税込・軽飲食付き)
  • 定員:25名
  • 主催・運営:南西旅行開発株式会社、一般社団法人徳之島観光連盟
  • 企画・協力:アーティクル株式会社、IDEAS FOR GOOD
  • お申し込み:Peatixよりお申し込みください

スピーカー

林 美樹 氏(一般社団法人徳之島観光連盟 事務局長)

徳之島生まれ。中学校まで島北部の山集落で育ち、高校進学を機に島外へ。防衛大学校卒業後、海上自衛隊での勤務を経て、父の病をきっかけに徳之島へ戻る。帰島後は集落支援員として、地域の暮らしや文化、自然を次世代へつなぐ地域づくりに携わってきた。現在は徳之島観光連盟の事務局長として、観光資源を単体で消費するのではなく、島の風土や暮らし、人とのつながりを含めて伝える観光のあり方を模索している。

内山 貴之 氏(南西旅行開発株式会社 代表取締役)

国際協力の仕事に5年弱従事した後、家業の南の離島専門の旅行会社・南西旅行開発に転じ代表就任。南西諸島の島々と関わるうち、人口減少などによりその場所ならではの暮らしが失われゆくことを危惧し、島の風土の持続可能性などに関心を寄せるようになる。旅で訪れることが現地のお手入れになるプログラム「シマモリ」の企画・実施を南西諸島の方々と手掛ける。

脇田 長良 氏(IDEAS FOR GOODライター)

経営コンサルタント/中小企業診断士として企業支援に携わる傍ら、地域ではシェア型書店を運営。大阪生まれ、横浜育ちで、母親が徳之島出身。2026年には「シマモリ」のモニターツアーに参加し、島の自然や文化、人々との対話を取材。IDEAS FOR GOODで「効率を手放し、『つながりの確認』のために集う。徳之島『シマモリ』が問い直す、生命の源流へ還る旅」を執筆した。

司会

富山 恵梨香(IDEAS FOR GOOD編集部)

2018年アーティクル(旧ハーチ)株式会社に入社、IDEAS FOR GOODで国内外の社会的企業への取材や記事の企画などを行う。IDEAS FOR GOOD Business Design Labでは、展示や国内向け記事広告を担当。アーティクル欧州(旧ハーチ欧州)では、国際会議への参加やリサーチ、イベント、教育事業などに取り組む。関心テーマは、ウェルビーイングを実現する新しい経済のあり方。

キャンセル・返金について

イベント開催日2日前の23:59までにご連絡がない場合は、返金は致しかねます。前日、当日のご連絡も同様です。

イベントの詳細・お申し込み

下記のリンクよりPeatixページに移動して、イベントの詳細のご確認・お申し込みいただけます。

イベントの詳細・お申込み

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